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CapCut FAQ 本編(2026年4月版)

使い方

各質問をクリックすると回答が開きます。右上の検索バーでキーワード検索も可能です。

🟠 基礎・料金

Q1. CapCut は完全無料ですか? Pro 版との違いは?

30秒で分かる : 無料でも商用利用可。Pro 版は高品質素材・AI 機能・透かしなし書き出しなどが追加。

詳細

  • 無料版: 基本編集、商用利用可素材へのアクセス、標準書き出し
  • Pro 版(2026年4月時点): 商用フォントの大半、AI 高画質化、AI 背景除去強化、ロイヤリティフリー音源拡張、クラウドストレージ増量
  • 権利ルールそのものは無料/Pro 共通。「Pro 版にしたから全素材が商用 OK」ではない 点に注意。
Q2. Pro 版の料金と解約方法は?

30秒で分かる : 月額/年額プランあり。解約はサブスクリプション管理画面から。

詳細

  • 地域・プラットフォーム(iOS / Android / Web)により価格は異なる
  • App Store / Google Play 経由 の契約はそれぞれのサブスク管理画面から解約
  • Web 版 の契約は capcut.com のアカウント設定から
  • 解約しても当月末/当年末までは利用可能。自動更新停止扱いとなる。
Q3. 「商用利用」するには Pro 版が必須?

30秒で分かる : 不要。無料版でも商用利用可素材は提供されている。

詳細

商用 OK かどうかは「素材ごとの商用タグ」で判定される。Pro 版は仕上がり品質の向上が主目的で、商用ライセンスそのものを開放する有料チケットではない。


🔵 商用利用・著作権

Q4. CapCut で作った動画で YouTube の広告収益を得て大丈夫?

30秒で分かる : 基本 OK。ただし音楽とフォントは「商用」フィルタ必須。流行曲は絶対 NG。

詳細

  • CapCut 内音楽は検索時に「商用利用可」フィルタを有効化
  • 不安なら YouTube オーディオライブラリ など外部ロイヤリティフリー音源を推奨
  • 一般の流行曲(J-POP 等)は使用即 NG → 収益化停止・Content ID 申立て・最悪アカウント警告
  • フォントも商用可のものを選別(特に日本語フォントは注意)
Q5. 法人(会社)のプロモーション動画に使っても問題ない?

30秒で分かる : 可能。ただし商用ライセンス範囲の遵守と「機密性」への配慮が必要。

詳細

  • アプリ内エフェクト・ステッカー・音楽・フォント・テンプレートすべてを「商用利用可」フィルタで選別
  • 2026年規約では、アップロードした動画が ByteDance 側のプロモーションに利用される可能性 がある
    • 社外秘情報・未発表プロダクト・顧客個人情報を含む動画はクラウド共有やテンプレート公開を避ける
    • 編集完了後は クラウド同期を OFF にし、ローカル出力のみで納品するのが安全
  • クライアントワーク(受託制作)でも同じルールが適用される
Q6. 有料広告(YouTube Ads / Meta 広告 / TikTok 広告)で回しても OK?

30秒で分かる : 商用ライセンス範囲内なら可。ただし広告プラットフォーム側の審査基準も別途クリア要。

詳細

  • CapCut 側の「商用利用可」素材のみで構成すること
  • 広告主名・ブランド表記の有無などは各プラットフォームの広告ポリシーに従う
  • 特に音源は広告配信で厳しく監視されるため、外部ロイヤリティフリー音源を推奨
Q7. 流行曲やアニメ BGM を使いたい。何か方法はある?

30秒で分かる : 個人の非収益利用でも基本 NG。正規ライセンス購入が唯一の合法ルート。

詳細

  • JASRAC 等で管理されている楽曲は、動画配信には別途 同期権ライセンス が必要
  • CapCut ライブラリに収録されていても、「商用タグ」がなければ商用動画には使えない
  • 合法的な代替案:
    • Audiostock / Epidemic Sound / Artlist 等の有料ライセンス音源
    • YouTube オーディオライブラリ(YouTube 上に限定して無料)
    • AI 生成 BGM(ただし Q12 の注意点を確認)
Q8. CapCut 内のエフェクト・ステッカー・トランジションを商用利用する際の注意は?

30秒で分かる : 各素材の「商用利用可」表示を個別に確認。ユーザー投稿エフェクトは要注意。

詳細

  • 公式エフェクト: 「Commercial」タグがあれば商用 OK
  • コミュニティ/ユーザー投稿エフェクト: 作者ライセンスが優先され、多くは個人利用限定
  • 海賊版キャラクターや有名ブランドロゴを含むエフェクトは、タグに関わらず使用厳禁

🟣 AI 機能

Q9. CapCut の AI 機能で生成した画像・音声・動画の著作権は誰のもの?

30秒で分かる : 生成プロンプトを入力したユーザーが権利と責任を負う。

詳細

  • 2026年規約では、AI 生成物の第三者権利侵害に対する最終責任はユーザー側と明記
  • 著名人の名前や特定作家の作風をプロンプトに入れるのは、肖像権/著作権リスク
  • 商用利用前のチェックワークフロー:
    1. 有名人・有名キャラクターに似すぎていないか
    2. 既存作品のスタイル模倣になっていないか
    3. 逆画像検索で類似画像がないか
Q10. AI アバター・AI 音声読み上げを商用動画で使える?

30秒で分かる : CapCut 提供の公式アバター/声なら基本 OK。自分の顔/声を学習させた場合は肖像権に注意。

詳細

  • 公式プリセットアバター/公式 TTS 音声: 商用利用可範囲で使用可
  • 自分の顔写真をアップロードして作った AI アバター: 自身の肖像データが CapCut 側に学習素材として保持される可能性 → 規約要確認
  • 他人の顔/声で AI 生成するのは、肖像権・人格権の侵害リスクが極めて高い
Q11. AI 自動字幕・AI 翻訳の精度と商用利用について

30秒で分かる : 利用 OK。ただし最終校正は人間必須。

詳細

  • 専門用語・固有名詞は誤変換しやすい
  • 教材・医療・法務系は必ず人間チェック
  • 翻訳結果をそのまま多言語字幕として公開 → 誤訳によるクレーム・炎上リスク
Q12. AI 生成 BGM を広告で流しても大丈夫?

30秒で分かる : CapCut 公式 AI BGM 機能なら「商用タグ」確認の上で可。外部 AI 音源は各サービス規約次第。

詳細

  • 外部 AI 作曲サービス(Suno 等)を併用する場合、そのサービスの商用利用規約 が優先される
  • CapCut 側に取り込むこと自体は問題ないが、「配信先の広告ポリシー」と「AI サービス側のライセンス」の二重チェックが必要

🟢 プライバシー・セキュリティ

Q13. アップロードした素材は ByteDance 社に「使われて」しまう?

30秒で分かる : 規約上、広範な利用権を許諾している。機密素材はクラウド共有しないのが安全。

詳細

  • 2026年4月版規約: アップロード・投稿したコンテンツに対し、ByteDance に「無償・永久的・サブライセンス可能」な利用権を付与
  • 対象になる操作:
    • クラウド保存を有効にした編集プロジェクト
    • テンプレート公開
    • CapCut コミュニティへの投稿
    • AI 機能での一部処理(サーバー側解析)
  • ローカル編集のみ/クラウド同期 OFF/公開投稿しない なら、第三者に広く使われる可能性は大きく下がる
  • 機密案件は納品後、クラウドのプロジェクトも削除する
Q14. 社内用動画(未発表商品・社外秘)を CapCut で編集していい?

30秒で分かる : 推奨しない。最低でもクラウド同期 OFF は必須。理想は別のローカル完結型ツールを併用。

詳細

  • 編集過程でサムネイル生成・AI 機能のために 一時的にサーバー処理 される可能性
  • NDA(秘密保持契約)で縛られている素材は、利用規約との整合性を法務確認
  • 代替候補: Premiere Pro / DaVinci Resolve 等、ローカル完結型の編集ソフト
Q15. クラウド同期を OFF にしたい。どうすれば?

30秒で分かる : 設定 → ストレージ → クラウドバックアップを OFF に。

詳細

  • 設定メニュー → アカウント/ストレージ → クラウドバックアップ をオフ
  • すでにアップロード済みのプロジェクトは、クラウド上で手動削除
  • iOS / Android / Windows / Mac でメニュー位置が多少異なるため、公式ヘルプで "cloud backup" を検索
Q16. 動画に出演者(自分以外)の顔や声が入る場合の注意は?

30秒で分かる : 出演者から 書面で肖像権同意 を取る。規約上、ByteDance にも利用権が渡る旨を伝える。

詳細

  • 出演同意書には「CapCut で編集し、結果が ByteDance 側に利用される可能性がある」旨を含める
  • 未成年出演者は保護者同意必須
  • 後から削除要請が来ても ByteDance 側のコピーが残る可能性があるため、事前同意が最重要

🟡 アカウント・規約違反

Q17. アカウント警告が来た。どう対処する?

30秒で分かる : ①該当動画を特定 → ②素材の商用可否を再確認 → ③異議申立てフォームから申請。

詳細

  1. アプリ内通知 or 登録メールで警告理由を確認(著作権/コミュニティガイドライン/スパム等)
  2. 問題の動画・素材を非公開化し、商用可素材に差し替えた版を再投稿
  3. 誤検知の場合は公式サポート(設定 → ヘルプ → 問題を報告)から異議申立て
  4. 3回累積で一時凍結、再犯で永久 BAN という一般的なフロー
Q18. アカウントが凍結されたらプロジェクトデータは取り出せる?

30秒で分かる : 凍結前にローカルバックアップしていなければ復元困難。

詳細

  • 永久 BAN 後は、クラウド上のプロジェクトにアクセス不可
  • 定期的に 「書き出し済み動画ファイル」と「プロジェクトファイル」をローカル保存 する習慣を
  • 重要案件は外付け SSD や Google Drive など別系統のストレージに二重バックアップ
Q19. 規約違反で警告を受けやすい典型パターンは?

30秒で分かる : ①流行曲の無断使用 ②他人の動画切り抜き ③生成 AI による有名人模倣 ④過度な再投稿(スパム判定)。

詳細

  • 特に多いのが CapCut 内音源でも「商用タグなし」を広告動画に使ってしまう ケース
  • YouTube Shorts / TikTok でバズった他人動画の再アップロードは即警告
  • AI 生成で実在人物に酷似したフェイク動画は最重罰対象(2025年以降強化)

⚪ 地域・サービス継続性

Q20. 米国・EU の規制議論があるけど、日本では今後も使える?

30秒で分かる : 2026年4月時点では日本で通常利用可能。ただし将来リスクは常に想定を。

詳細

  • 2025年から米国を中心に ByteDance 系アプリへの規制議論が継続
  • 日本国内は現状規制なし。政府調達・一部自治体では利用制限が存在
  • 万一のサービス停止に備え、定期的にローカル書き出し+プロジェクトファイル保存 を推奨
Q21. 教材を海外の受講生にも販売したい。各国での規約差は?

30秒で分かる : 基本ルールは共通だが、地域ごとに使える素材・機能が異なる。

詳細

  • 音源ライブラリは地域制限あり(権利処理の都合)
  • 一部 AI 機能は地域限定(国ごとに随時変動)
  • 教材販売時は「受講生の地域で使えない機能があっても代替を示せる」よう複数手法を併記しておくと安全

🟤 テンプレート・コミュニティ

Q22. 他ユーザーが公開しているテンプレートを使った動画の著作権は?

30秒で分かる : テンプレ構成の著作権は作者に、書き出した動画の使用権はあなたに。ただし中の素材は要確認。

詳細

  • テンプレート内の音楽や画像が 個人利用限定 のことがあり、商用利用時は差し替えが安全
  • テンプレ作者が海賊版素材を含めている場合もある → 自己責任で確認
  • 大規模な商用案件では、テンプレを ゼロから自作 するのが最も安全
Q23. 自作したテンプレートを CapCut コミュニティに公開する際の注意は?

30秒で分かる : 公開時点で ByteDance への利用権許諾が発生。オリジナル素材のみで構成を。

詳細

  • 公開テンプレに他者の著作物が含まれていると、削除・アカウント警告対象
  • 自分で撮影/作成したオリジナル素材のみ で構成するのが推奨
  • 報酬(テンプレ収益化プログラム)がある場合は、別途税務処理も忘れずに

⚫ 書き出し・納品

Q24. 書き出し時の CapCut ロゴ透かしは消せる?

30秒で分かる : エンディング透かしは無料版でも設定で OFF 可能。Pro 版は出力時に全自動で OFF。

詳細

  • 無料版: 書き出し前に「CapCut エンディングを追加」を手動で OFF
  • Pro 版: デフォルトで透かしなし
  • テンプレートによっては強制透かしがあるため、納品前にプレビュー必須
Q25. 商用納品で適切な書き出し設定は?

30秒で分かる : 1080p / 60fps / H.264 / 推奨ビットレート以上 が汎用基準。

詳細

  • YouTube 納品: 1080p 60fps, 最低 8 Mbps(4K なら 35〜45 Mbps)
  • Instagram Reels / TikTok: 1080×1920 縦型, 30〜60 fps
  • 広告配信: クライアント仕様書を優先
  • HDR / 4K 対応は Pro 版推奨
Q26. 納品前の最終チェックリストは?

30秒で分かる : 以下6項目を確認してから納品。

詳細

  • ✅ 音楽が「商用利用可」タグのものか
  • ✅ フォントが商用可能か(特に日本語)
  • ✅ エフェクト・ステッカーに個人限定表記がないか
  • ✅ テンプレ流用時は中の素材を差し替え済みか
  • ✅ 出演者の肖像権同意書を取得済みか
  • ✅ AI 生成物が第三者著作物に酷似していないか

🧰 実務ガイド

商用利用チェックリスト(印刷用1枚版)

□ 音楽:          「商用利用可」フィルタで選別したか
□ フォント:       商用可か(日本語フォントは要特に注意)
□ エフェクト:     商用タグ確認済みか
□ テンプレート:   中の素材を自前 or 商用可素材に差し替えたか
□ 出演者:         肖像権同意書を取得したか(未成年は保護者同意も)
□ AI生成物:      既存作品に酷似していないか
□ 機密動画:       クラウド同期OFFにしたか
□ バックアップ:   ローカルに書き出し済みか

受講生指導のポイント

「アプリ内の『商用利用可』フィルタを 常に ON にする習慣」を初回講座で徹底することで、将来の著作権トラブル・アカウント停止を未然に防げます。


🔍 ファクトチェック(2026年4月時点)

項目 確認状況
規約の改定日 2026年4月15日付で最新確認
ユーザーコンテンツ許諾条項 広範な利用権許諾が継続
商用利用の可否 公式ヘルプ・規約で商用素材ライブラリ使用を条件に認可
カントリーリスク 米国を中心とした規制議論継続中、日本は現状規制なし
AI 生成物の責任帰属 ユーザー側責任が明文化(2025年版から継続)

📝 改定履歴

日付 内容
2026-04-24 2026年4月15日規約改定を受けて全面改訂。Q6〜Q26 を新規追加